こんにちは。中小企業診断士のりょうです。
今回は二次試験(口述試験)の合格体験レポートをお伝えいたします。
この記事をお勧めするのはこんな人です。
・二次試験の口述試験ってどんな試験なのか知りたい人
・口述試験って実際どんな雰囲気なのか知りたい人
本記事を読んでもらえれば、「二次試験って特別な準備しなくて大丈夫なの?!💦」と不安に思う気持ちが解消されると思います。
二次試験_口述試験の合格率
中小企業診断士の二次試験は筆記試験と口述試験に分かれており、筆記試験を合格した受験者のみが口述試験に進みます。合格率の推移は下記の通りです。
合格率 | 二次試験_筆記試験 | 二次試験_口述試験 |
2023年度 | 18.1%(1557人/8601人中) | 99.9%(1555人/1557人中) |
2022年度 | 17.9%(1632人/9110人中) | 99.6%(1625人/1632人中) |
2021年度 | 17.5%(1605人/9190人中) | 99.7%(1600人/1605人中) |
2020年度 | 16.6%(1175人/7082人中) | 99.9%(1174人/1175人中) |
筆記試験の合格率が毎年2割以下であるのに対し、口述試験合格率は毎年ほぼ100%です。私の受けた2020年度の口述試験の合格率は1174人/1175人=99.91%でした。
受験者が全員二次筆記試験の合格者で一定レベルの知識を備えているとはいえ上記合格率であることから、落とすことを目的にしている試験ではないと考えられます。(コミュニケーション能力などを見るにしても、あまりに高すぎる合格率。。)
不合格の方が遅刻なのか体調不良なのか、はたまた定刻通りに受験されたうえで何かがうまくいかなかったのか、その詳細は存じ上げませんが、体調管理・遅刻厳禁は大事なこととはいえあまりに残念だなと思いました。
なにせこの口述試験不合格の場合、
- 合格率の低い二次試験”筆記試験”から再度合格する必要がある
- 仮に一次試験合格後、二次試験筆記試験挑戦が2年目で合格された方は
今回の二次試験不合格の場合、翌年度は一次試験免除資格が無くなり
また一次試験からの受験となってしまいます。
私の受験した2020年度は、コロナ対策もあり、入り口で検温の上、発熱者は受験できないという状況でしたが、後日受験も認められない、という内容でした。37.5度以上で入場不可であった方への再受験機会の提供もなかったことから、「口述試験に合格するために最も必要なことは、無事に試験会場に参加すること」と言えるでしょう。
口述試験 合格体験レポート
2020年12月20日に行われた令和2年度口述試験の結果発表が
2021年1月5日に行われました。
発表方法は診断士協会での掲示?およびWEBページ掲載です。
HPによると掲示は10時に行われ、WEB掲載は午前中との記載でしたが10時過ぎにはWEB掲載されました。これは二次筆記試験でも同じでした。
合格体験レポートなのであたり前ではありますが、無事合格していました。
口述試験の受け答えの手ごたえ的にもすらすら質疑応答できていたし、99%以上の合格率という過去データからも、そこまで心配していませんでした。
ただ不測の事態など、もしもということを考えると少しだけドキドキしていました。
無事一連の試験が終了したことに対しての安堵と喜びが訪れ親しい方たちへ報告し、お祝いのお言葉をいただきました!
合格者データと考察
ちなみに私が受験した2020年度の合格者最年長71歳、最年少はなんと16歳!!
どちらも非常に尊敬すべき方ですよね。
16歳、、高校1年生でしょうか。そんなころと言えば私は、毎日マンガ読んだ生活をしており、将来のことを考えることから逃げていた私からすると、16歳でこの試験を合格するなど想像できず、、尊敬と畏怖の念が隠しえません笑
71歳、、その頃私に新たな資格を取得していこうというバイタリティーが残っているでしょうか。。
蓄積してきた経験値をもとに保守的は発言にとどまり、『昔は~~だったぞ』と田舎の武勇伝おじいちゃんになっていないでしょうか。。
輪廻転生で、運よく生まれ変わらなければもう二度と16歳の再チャレンジはできないわけですが、71歳のころの生き方はこれから十分学べるといえるでしょうあ。
”あの頃頑張っていれば”という役に立たない後悔や、あの頃に戻れたらあんなことができるなどの『タラレバ』はそっと脇に捨てて、
チャレンジ精神を持った71歳になって人生を楽しみたいものですね。
以上、中小企業診断士のりょうでした。